隠居たるもの、若気の至りを懐かしむ。この前の省察で、若い友人を頼って「パソコン環境を整理一新している...

隠居たるもの、機械にいつも振り回される。恐る恐るパソコンを使い始めたのはいつのことだったろうか。アッ...

隠居たるもの、正月の節目に気を配る。いまだ隠居にたどり着いていない我が身、今年の年末年始休暇は9日間...

隠居たるもの、新春を寿ぐことに余念ない。謹賀新年である。 生前の母は、正月に「労働」することを禁じた...

隠居たるもの、越した年の数だけ指を折る。2019年もいよいよ押し迫った。我が庵も大掃除の大詰めである...

隠居たるもの、我が意を得たりと膝を打つ。このあいだの日曜日の晩、近所の銭湯 竹の湯でひとっ風呂浴びて...

隠居たるもの、移ろう街の面影を見る。生まれてからこの方、東京は隅田川の東のほとりにしか暮らしたことが...

隠居たるもの、求めにそぐう引出しを持つ。時節は忘年会のピークといったところだろうか。かつてほどにそう...

隠居たるもの、いつまでも忘れ得ぬ見得がある。先日、42年を超えるつきあいとなる中学高校の同級生、男子...

隠居たるもの、再び“新しいものを欲しがるものでございます”。「お住まいはどちら？」と聞かれると「清澄...