隠居たるもの、雨の朝には雨の香りを嗅ぐ。散種荘で目を覚ますと、しとしと雨が降っている。薪ストーブを焚...

隠居たるもの、雪を見上げて支度に励む。白馬はめっきりと冷え込むようになり、山の上はすっぽりと雪をかぶ...

隠居たるもの、ときにアンテナを高く張る。いよいよ佳境を迎える「山の家プロジェクト」である。ことここに...

隠居たるもの、広げた風呂敷をきちんと畳む。悲願の引渡しを受けてから3週間と4日が過ぎた。今は1年以上...

隠居たるもの、日々の食事を新鮮に喜ぶ。7月いっぱいで「定年退職」してからというもの、いや新型コロナ禍...

隠居たるもの、揺らぐ炎に平穏を見る。今日、散種荘の薪ストーブに初めて火が入った。山間の白馬は冷える。...

隠居たるもの、いよいよ竜を描いて睛を点ず（りょうをえがいてひとみをてんず）。引渡しを終え、先週末あら...

隠居たるもの、まかせたからには待ち侘びる。アオゾラカグシキ會社にオーダーしたリビングセットが出来あが...

隠居たるもの、ときによくもこんなに働いた。怒涛の１週間であった。9月29日に「悲願の引渡し」を受けた...

隠居たるもの、悲願を静かに噛み締める。男たちが、列をなして待ち構えていた。（いっておくが、今段は田口...